たび重なる製造コストの増加を背景に、全国的に値上げ交渉が行われている。2021年12月号と比較した結果、324都市で100~3,000円/t上伸。7月号では値上げ幅、都市数ともに大幅に拡大した。現在も値上げ交渉は続いており、多くの都市で、先行き市況は強含みとなっている。上伸した主な都市・金額、先行きは下記のとおり。
7月号の針入度60~80でトン当たり117,000円と前月比19,000円上伸し、過去最高値となった。原油価格の値上がりが続くなか、販売店各社は、仕入れ価格・輸送コストの上昇に見合う売価とすべく、強腰を堅持し交渉。目先、強含みの公算が大きい。
2022年4月の出荷量は246万tで前年同月比4.4%の減少