中東情勢緊迫化の影響を受けた主な建設資材10品目について、2026年5月号から10月号までの需給の推移を整理した。需給ひっ迫は7月号(6月上旬調べ)をピークに改善し、10月号(9月上旬調べ)でひっ迫に該当する資材は解消した。
本リポートでは、6か月の推移を一覧で示すとともに、緩和に至った背景と今後の注意点を整理する。
『建設物価調査リポート』で取り上げた主な10品目について、各号の需給動向を「供給懸念あり」から「緩和」までの6段階に整理し、5月号から10月号までの推移を一覧にした結果は下表のとおり。

※ 一覧対象は『建設物価調査リポート』に掲載した主な建設資材10品目
※ 建設物価 掲載ページ:
塗料P198/塗料用シンナーP200/再生アスファルト混合物P211/ストレートアスファルトP219/防水材P456/シーリング材P458/建築用断熱材P516/硬質ポリ塩化ビニル管P688/軽油P788/潤滑油P790
改善は二段階で進んだ。8月号(7月上旬調べ)で6品目が一段緩和した後、9月号は横ばいで推移し、10月号で塗料および塗料用シンナーが「均衡」に到達している。なおこの間に、需給が逆行した品目はない。
一方で、再生アスファルト混合物とストレートアスファルトは全期間を通じて「均衡」を維持しており、需給面では中東情勢の影響を受けていない。影響は価格面に限定されている。


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