2019年8月の建設物価建築費指数（東京2011年平均＝100）の、代表的な建物についてその動向をみると次のとおりである。
工事原価でみると119.7（暫定）で前月比0.1％増（+0.1ポイント（以下、pとする））、前年同月比1.6％増（+1.9p）となっている。純工事費でみると120.4（暫定）で前月比0.1％増（+0.1p）、前年同月比1.6％増（+1.9p）となっている。
純工事費指数120.4（暫定）の前月比0.1％増に対する主要細目の寄与度をみると、寄与度がプラスの細目は、生コンクリート[+0.09]、上記以外の建築細目[+0.00]である。寄与度がマイナスの細目は、電線・ケーブル[-0.02]、鋼材[-0.00]、木工[-0.00]である。
また、対前年同月比1.6％増に対する主要細目の寄与度をみると、寄与度がプラスの細目は、上記以外の建築細目[+0.50]、生コンクリート[+0.36]、石こうボード[+0.33]、上記以外の設備細目[+0.13]、軽鉄軸組[+0.08]等である。寄与度がマイナスの細目は、鉄筋[-0.09]、電線・ケーブル[-0.01]、木工[-0.00]である。[カッコ内は寄与度]
※変化率、指数差及び寄与度は、端数処理前の指数から計算しているため、公表値を用いて計算した値とは一致しない場合がある。
工事原価でみると116.9（暫定）で前月比0.2％減（-0.2p）、前年同月比2.6％増（+3.0p）となっている。純工事費でみると117.2（暫定）で前月比0.2％減（-0.2p）、前年同月比2.6％増（+3.0p）となっている。
純工事費指数117.2（暫定）の前月比0.2％減に対する主要細目の寄与度をみると、寄与度がプラスの細目は、生コンクリート[+0.03]である。寄与度がマイナスの細目は、鋼材[-0.16]、電線・ケーブル[-0.04]、上記以外の建築細目[-0.00]、木工[-0.00]である。
また、対前年同月比2.6％増に対する主要細目の寄与度をみると、寄与度がプラスの細目は、上記以外の建築細目[+1.03]、鉄骨加工[+0.40]、石こうボード[+0.36]、上記以外の設備細目[+0.22]、軽鉄軸組[+0.17]等である。寄与度がマイナスの細目は、鉄筋[-0.02]、電線・ケーブル[-0.01]、木工[-0.00]である。
工事原価でみると117.0（暫定）で前月比0.1％減（-0.2p）、前年同月比2.4％増（+2.7p）となっている。純工事費でみると117.4（暫定）で前月比0.1％減（-0.2p）、前年同月比2.4％増（+2.7p）となっている。
純工事費指数117.4（暫定）の前月比0.1％減に対する主要細目の寄与度をみると、寄与度がプラスの細目は、生コンクリート[+0.05]である。寄与度がマイナスの細目は、鋼材[-0.14]、電線・ケーブル[-0.05]、上記以外の建築細目[-0.00]、木工[-0.00]である。
また、対前年同月比2.4％増に対する主要細目の寄与度をみると、寄与度がプラスの細目は、上記以外の建築細目[+0.87]、鉄骨加工[+0.43]、石こうボード[+0.29]、生コンクリート[+0.22]、電気機器[+0.19]等である。寄与度がマイナスの細目は、鉄筋[-0.04]、電線・ケーブル[-0.03]、木工[-0.00]である。
工事原価でみると112.0（暫定）で前月比0.0％減（-0.0p）、前年同月比2.2％増（+2.4p）となっている。純工事費でみると112.6（暫定）で前月比0.0％減（-0.0p）、前年同月比2.1％増（+2.3p）となっている。
純工事費指数112.6（暫定）の前月比0.0％減に対する主要細目の寄与度をみると、寄与度がプラスの細目は、生コンクリート[+0.03]である。寄与度がマイナスの細目は、木工[-0.03]、電線・ケーブル[-0.01]、上記以外の建築細目[-0.01]である。
また、対前年同月比2.1％増に対する主要細目の寄与度をみると、寄与度がプラスの細目は、上記以外の建築細目[+1.48]、石こうボード[+0.31]、生コンクリート[+0.13]、照明器具[+0.05]、モルタル塗[+0.04]等である。寄与度がマイナスの細目は、鉄筋[-0.01]、木工[-0.01]である。
